著書などの紹介

『交渉力』

講談社現代新書2000年6月(5刷) 
立場・利害の異なる者同士が、要求と譲歩を重ねながら、たがいに納得できる共通の着地点を探るプロセスが交渉。そのメカニズムとマネジメント方法を明らかにして、成功のために必要な具体策を提示。

目次

第1章 交渉の時代(「交渉学」が必要とされる時が来た;オレンジをめぐる交渉理論 ほか)
第2章 交渉のプロセスとメカニズム(交渉の構造;交渉のクリティカル・パス ほか)
第3章 交渉のマネージメント(交渉の責任者;交渉は総力戦で ほか)
第4章 交渉と説得(理性軸と非理性軸の交渉;交渉のツール ほか)
第5章 交渉学への期待

『安全とリスクのおはなし』

(財)日本規格協会 2006年6月(7刷)
安全はそもそもどういう状態をいうのか、その安全を客観的且つ合理的に取り扱うために導入されたリスクとはどういう考え方なのか 等々、安全にまつわる基本的な考え方を紹介。また、安全を確保するために最も大事な事故未然防止のための手法であるリスクアセスメントとリスクマネジメントについて、丁寧に説明する。身近な事故例を通して、組織運営の安全確保と実施の仕方について、豊富な例をあげながら解説。安全に関わる分野・立場にいる方、これから進む方々の必携入門書。

目次

第1章 高リスク社会の出現
第2章 なぜ起きた自動回転ドアの事故
第3章 安全へのアプローチ
第4章 リスク
第5章 リスクアセスメント
第6章 リスク対策
第7章 リスクマネジメント
第8章 ヒューマンエラーと安全
第9章 安全は社会のインフラ

論文 『民事裁判例から見る転倒事故の施設類型別の特徴と施設管理者の責任』

掲載ジャーナル:日本建築学会技術報告集 第 26 巻 第 64 号,1185-1189,2020 年 10 月 (AIJ J. Technol. Des. Vol. 26, No.64, 1185-1189, Oct., 2020)